更新 2026.10.18 / BODY SHOP JACK
結論:車のカラーコード(色番号)は、エンジンルームの中か、ドアを開けた所の柱に貼られたプレート(型式表示プレート・コーションプレート)に書かれています。外車は、トランクの床下やフェンダーの内側にあることもあります。
場所はメーカー・車種・年式で違い、車検証では色番号は分かりません。見つからないときは、保証書や整備手帳、販売店への問い合わせで分かります。
ただし、色番号どおりに作った塗料でも、元の色と合わないことがあります。傷を直すときは、LINEでご来店のご予約をください。
この記事の目次
カラーコード(色番号)とは何ですか?
カラーコードは、メーカーがボディの色ごとに付けている番号です。色の名前(たとえば「〇〇メタリック」)とは別に、数字やアルファベットの組み合わせで表します。
カラーコードが分かると、修理の工場や塗料の販売店が、その色の塗料の配合(どの色の材料をどれだけ混ぜるか)を調べられます。補修用の塗料のメーカーは、各メーカーのカラーコードごとに配合のデータを持っています。
カラーコードが書かれたラベルは、「コーションプレート」「車両データのラベル」などと呼ばれ、色のほかに車台番号や型式、内装の色の番号なども並んでいます。どの欄が色なのかは、メーカーごとに書き方が違います。
車のカラーコードはどこに書いてありますか?
多くの車は、エンジンルームの中か、ドアを開けた所の柱(センターピラー)に貼られたプレートに書かれています。このプレートは「型式表示プレート」「コーションプレート」と呼ばれ、車種によってはシールのこともあります。
補修用の塗料のメーカー(ソフト99)がまとめている、国産車の主な場所です。
| プレートの場所 | 主なメーカー |
|---|---|
| エンジンルームの中 | トヨタ・日産・三菱・マツダ・ホンダ・スズキ・ダイハツ・いすゞ・スバル |
| 運転席側のドアを開けた所の柱 | ホンダ・マツダ・ダイハツ |
| 助手席側のドアを開けた所の柱 | トヨタ・ホンダ・マツダ |
同じメーカーでも、車種や年式で場所が違い、表示されていない車もあります。ボンネットを開けて見当たらなければ、運転席側と助手席側のドアを開けて、柱の下の方を見てください。
ほかのメーカーから供給を受けて売られている車(OEM車)は、売っているメーカーの色の一覧に見当たらないとき、作ったメーカーの色番号で見つかることがあります。
外車のカラーコードはどこにありますか?
外車は、メーカーごとに場所が違い、エンジンルームやドアの柱のほか、トランクの床下やフェンダーの内側にあることもあります。補修用の塗料のメーカー(スタンドックス)がまとめている資料から、主な輸入車の場所を並べます。車種や年式で、この中の1か所だけに貼られていることもあります。
| メーカー | ラベルの主な場所 |
|---|---|
| フォルクスワーゲン・アウディ | トランクの床下(内張りをはがしたリアフロア付近)・トランクパネルの裏側・左リアフェンダーの内側・左フロントドアを開けた所の柱 |
| メルセデス・ベンツ | フロントドアを開けた所の柱・エンジンルームの奥の壁(中央か左)・ボンネットを開けた前の上部・リアドアを開けた所の柱。車に付いているビークルデータカードにも記載 |
| BMW | エンジンルームのラジエーターグリルの上の横棒・左右のフロントフェンダーの内側。車種によっては助手席側のドアを開けた所の柱 |
| MINI(BMWのMINI) | エンジンルームの中、ヘッドライトの後ろのあたり |
| ボルボ | エンジンルームのラジエーターグリルの上・左右のフロントフェンダーの内側。車種によっては後ろのドアを開けた所の柱 |
| ポルシェ | フロントのフード(ボンネット)の裏側・左右のフロントフェンダーの内側・運転席側のドアを開けた所の柱・左リアフェンダーの内側 |
新しい年式の車は、保証書や整備手帳(サービスブック)に、色番号の入った車両データのシールが貼られていることがあります。ラベルを探す前に、車検証入れの中の冊子を見てください。
プレートのどこが色番号ですか?
多くは「COLOR」「PAINT」「Lack」「Farbe」などの見出しの横に書かれた番号か、メーカーごとに決まった形の記号が色番号です。プレートには車台番号や内装の色の番号も並んでいるので、資料に載っている書き方の例を挙げます。
- 国産車:トヨタ車なら「202」のような3桁の数字、日産車なら「RAW」のような3文字の記号が色番号の例です(ソフト99の例)。色番号の横に、内装の色の番号が並んでいることがあります。
- フォルクスワーゲン・アウディ:「LA6V」「LC6P」のように、Lで始まる4文字の組み合わせが色番号です。古い型のラベルでは「PAINT NO.」の欄に書かれています。カタログなどでは「2K」のような2文字の番号で呼ぶこともあります。
- メルセデス・ベンツ:ドアの柱のラベルでは「Lack」の後ろの3桁(例:744)が色番号です。「Lack」はドイツ語で塗装の意味です。
- BMW・MINI:「416/5」のように斜めの線で区切られた番号の、前の3桁(例:416)が色番号です。「Farbe」(ドイツ語で色)の横に書かれていることもあります。
- ボルボ:「194-1」「419-12」のように、前の2〜3桁が色番号です。後ろの数字は、塗料の種類などを表す記号です。
- ポルシェ:車種と年式でラベルの形が違い、フォルクスワーゲンと同じ形(例:LA6V)のものや、色の名前の下に記号(例:S7)が書かれたものがあります。
読み方に迷ったら、ラベルをスマートフォンで撮っておき、ご来店のときにお見せください。
カラーコードが見つからないときは、どう調べますか?
保証書や整備手帳を見るか、車台番号を販売店に伝えて調べてもらいます。車検証では色番号は分かりません。
- 保証書・整備手帳を見る:車両データのシールに、色番号が書かれていることがあります。
- メルセデス・ベンツはビークルデータカード:車の情報が書かれたカードで、車検証入れに入っていることがあります。色番号も載っています。
- 販売店に車台番号を伝える:車検証に書かれている車台番号を伝えると、正規販売店でその車の色番号を調べてもらえることがあります。
前の持ち主のときに塗り替えた車や、ラッピング(フィルムを貼る)をした車は、ラベルの色番号と今の色が違うことがあります。
カラーコードどおりの塗料なら、色はぴったり合いますか?
合わないことがあります。色番号は「その色の塗料の配合」を引くための番号で、同じ色番号でも、実際の車の色は少しずつ違うためです。
- 生産した工場や時期の違い:同じ色番号でも、生産の時期や工場で色味がわずかに違います。補修用の塗料のメーカーは、同じ色番号の中に、色味の違う配合をいくつか用意していることがあります。
- 日焼け・年数:屋外に置かれた年数で、色はあせたり黄ばんだりします。新車の配合どおりに作ると、周りより色が濃く見えることがあります。
- メタリック・パール・3コート:粒の並び方や層の厚みで、見る角度による色の見え方が変わります。
このため、修理では色番号から配合を引いたうえで、実際の車の色に合わせて調整します。当店では、色は隣のパネルとの見え方が合うように調色します。
色番号でタッチペンを買って直してもいいですか?
色が合わないことや、凹みや深い傷は塗っても直らないことがあるため、迷う傷は買う前にご相談ください。色番号が分かると、カー用品店や通販でその番号のタッチペンやスプレーを買えますが、次のことを知っておいてください。
- 色が合わないことがある:上に書いたとおり、同じ色番号でも、今の車の色とは少し違います。とくにメタリック・パール・3コートの色は、塗った所が目立ちやすくなります。
- 塗った跡は、修理のときに落とす:タッチペンやスプレーで塗った所を工場で直すときは、その塗料を落としてから塗り直すため、作業が増えます。
- 凹みや深い傷は塗っても直らない:凹みや下地まで届いた傷は、塗るだけでは形が戻らず、サビや腐食も止まりません。
タッチペンで済む傷・済まない傷は、タッチペンの記事で見分け方をまとめています。迷う傷は、触らずにご相談ください。
修理を頼むとき、色番号は伝えたほうがいいですか?
伝えると、塗料の配合を前もって調べられるため、話が早く進みます。分からなくても、工場でプレートを探して調べます。ご予約のときに、次のものがあると役に立ちます。
- 色番号のラベルの写真(読み方が分からなくても構いません)
- 車種・年式
- 前に塗り替えたことがあれば、その場所
当店(稲沢市石橋)は、板金・塗装・調色をすべて自社の工場で行い、色は隣のパネルとの見え方が合うように調色します。外車の修理の流れや、ディーラー以外に頼むときのことは、外車・輸入車の板金塗装のページをご覧ください。
よくある質問
車のカラーコードはどこに書いてありますか?
トヨタ車のカラーコードはどこですか?
ホンダ・マツダ・ダイハツ車のカラーコードはどこですか?
フォルクスワーゲンのカラーコードはどこですか?
ベンツのカラーコードはどこですか?
BMWのカラーコードはどこですか?
アウディ・ボルボ・ポルシェのカラーコードはどこですか?
車検証でカラーコードは分かりますか?
カラーコードの調べ方を教えてください。
カラーコードどおりの塗料なら、色はぴったり合いますか?
色番号で買ったタッチペンで直してもいいですか?
塗り替えた車のカラーコードは、プレートと違いますか?
参考:ソフト99「カラーナンバーの調べ方」(国産車の場所)/スタンドックス(アクサルタ)「輸入車 カラーコード表示位置・コーションプレート」の各メーカーの資料(輸入車の場所)。年式や車種で場所が違うことがあります。